遠方からフォーマルドレスをご試着に来られるお母様

遠方からのご試着にお越しのお母様も増えてきた

先日いらしたお客様は、東北方面からお越しくださったお客様でした。
最近では、遠方からいらっしゃるお客様も、だんだんと増えてまいりました。

新郎新婦が東京にお住まいで、東京の式場で結婚式を挙げられる場合は、お母様も東京でご衣装を調達されるほうが便利ですよね。
ご両家の顔合わせで東京にいらっしゃる際に、ご試着に来られるケースが見られるようになりました。

こちらのお母様も、他のお店も見られ、お母様の洋装をいろいろと探されたそうです。
しかし、気に入るドレスがなかなか見つからなかったとおっしゃっていました。

うちにいらっしゃるときも、最初は自分に合うドレスがあるのか、とても心配されていたそうです。
おそらく、みなさん、ご試着されるまでは、このお客様と同じような気持ちでいらっしゃると思います。

日本も欧米化したとはいえ、まだまだパーティーでドレスを着るような文化は根付いていませんよね。
ましてや、お子さんのご結婚式となると、「お母様は黒留袖」という慣習が古くからありますから、「ドレスなんて着られるかしら？」というお気持ちは、少なからず、あると思います。

でも、一度、ご試着に着ていただくと、そんな心配はいらないことがわかっていただけるでしょう。
今回のお客様も、ドレスに対して不安をお持ちでしたが、ご覧の通り、とてもキレイに着こなされていらっしゃいました。

ドレスの本場、NYから仕入れたお母様向けドレス

M＆Vのドレスは、ニューヨークの一流ドレスメーカーから仕入れをしています。
あちらでは一般のお母様も、当然のようにドレスをお召しになります。
しかも、日本人よりもずっとビッグなお母様が多いですから、体形を気になさるお母様でもステキに見えるように、工夫されたデザインとなっています。
ドレスのパターンも見事。体形をうまくカバーし、女性のボディラインを美しく見せるように作られています。

今回のお客様がお召しになっているドレスは、L-56。
このドレスは色は黒ですが、控えめな中にも上品さと程よい華やかさのあるデザインです。
生地は上質で厚みがあり、織りのしっかりしたジョーゼット。

胸元から袖にかけては、品の良いレースが施され、このちょっとした透け感が、黒のドレスでも重たく感じさせません。
透け感がまったくない黒のドレスは、華やかな会場では暗い印象になりがちなのです。

また、結婚式では必ず写真を撮りますが、顔から近い部分にレースがあると、お写真の顔写りもとても良くなります。
お写真写りは大事ですよね。
後々まで残りますから、美しく写りたいものです。

ウエストをほっそり見せる秀逸なデザイン

このお写真だとわかりにくいかもしれませんが、このL-56のドレスは、ウエスト部分に細いサッシュベルトが施されています。
「えっ、ベルトがあるの？　それじゃウエストが入らないわ」
と、敬遠されるお母様もいらっしゃると思いますが、実は、このベルトがあることで、気になるお腹周りをほっそりと見せ、目立たなくしてくれる効果があるのです。

体形を気になさるお母様は、ウエスト周りがルーズでダボッっとしているドレスをお探しになりますが、ウエストの位置がきちんとマークされていないダボッとしたドレスは、かえって太って見えます。
着てみると妊婦服のようなシルエットになってしまい、細身の方でも太って見えてしまうものです。

このL-56も、ウエストの位置をサッシュベルトでマークすることで、下半身も長くスッキリ見えるようにデザインされています。

体形を気にされているお母様も、きっとお似合いになるドレスが見つかると思いますので、ぜひお気軽にご試着にいらしてください。