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結婚式までの準備と親の役割  〜結婚費用の親が負担する金額、相場はいくら?

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不況下でも結婚式の費用は意外とかけている

お母様世代が結婚式を挙げた頃は、ホテルや結婚式場での豪華な挙式が一般的になっていたと思います。
招待するゲストの方々も、父親の知り合いや会社の人が列席する時代でした。
おそらく結婚式の費用も、かなり高額だったのではないでしょうか。

では、今の若い人たちの結婚式はどうでしょうか。
近年は、親族と親しい友人や同僚だけを呼んで、アットホームな結婚式を挙げる人が多くなっています。

しかし費用のほうはといえば、以下の統計によると、婚約から新婚旅行まで入れてかかった費用は、300〜500万円が44.8%と一番多いよう。
次に多いのは、500〜700万円で、28.9%となっていて、意外とお金がかかっているようです。

●結婚式から新婚旅行にまでかかった費用
◎100万円以下 1.7%
◎100~300万円 19.3%
◎300~500万円 44.8%
◎500~700万円 28.9%
◎700~900万円 4.5%
◎900~1000万円以上 0.9%
※結婚情報サイト『ゼクシィ』より抜粋

不況下で「ジミ婚」などという言葉も生まれていますが、結婚式を挙げないカップルが増えている一方で、結婚式を挙げるカップルは依然として高額を支払うケースが多いのが実情のようです。

若いカップルがこれだけの結婚費用を出費する背景には、やはり親の援助が少なからずあると見ていいでしょう。
結婚情報サイト『ゼクシィ』のアンケート調査によると、結婚式の費用を親や親族から援助してもらったというカップルは、全体のおよそ75%くらいだということです。

親の援助額の平均額は182.8万円

では、親御さんが援助する金額はいくらぐらいなのでしょうか。

目安としては、かかる費用の半額程度を新郎新婦がご用意して、残りの金額を親からの援助とご祝儀でまかなうというのが一般的だそうです。

2人の貯金額 50% + ご祝儀+親の援助 50% =  結婚費用の総額 100%

たとえば、結婚費用に500万円かけるとするなら、半額の250万円くらいを新郎新婦が支払い、残りの250万円を親からの援助とご祝儀でまかなうという計算になります。

親からの援助額の全国平均額は、182.8万円(結婚情報誌『ゼクシィ』調べ)だそうです。

ちなみに、ご祝儀の額はいくらぐらいが相場かというと、

◎ 親族 5〜6万円
◎ 上司や恩師など目上の招待客 4万円
◎ 友人・同僚 3万円

ご祝儀の総額は、招待客の人数にも寄りますが、おおよそ150〜350万円くらいが圧倒的だということです。

予算を立てさせて、両家の配分を決める

ただ、最初から親の資金援助を当てにしてプランを立てさせると、経験値の低い若いカップルのことですから、理想の挙式を求めて無駄使いもしがちです。
ふたりだけに任せておくと、式場のスタッフに勧められるままに、あれもこれもとプラスしてしまい、どんどん費用がかさんでしまうこともよくあります。
そうならないよう、親御さんとしては若いふたりがしっかり予算を立てられるよう、導いてあげることが必要でしょう。

また、「衣装代は出してあげる」「○○万円までは援助する」というように、項目や金額をあらかじめ決めて、ふたりに伝えておくのも賢明です。
予算が立てやすくなるはずです。

結婚費用の両家の配分はケースによって様々ですが、やはり両家で半々というのが、一般的でしょう。
中には結婚費用は男性側がすべてもち、新婚生活に必要な費用を女性が負担すると決めたり、花嫁の衣装代は花嫁側がもつことにしたり、お互いの事情に合わせて分担することが多いようです。

片方だけが地方出身の場合で、ご両親やご親戚が遠方から式場まで来られるケースなどは、双方の出費額に差が生じてきます。
その場合は、よく相談して費用の負担額を決めることが必要でしょう。

いずれにしても、ご両家の顔合わせのときに費用についてのご相談を一度しておくといいでしょう。
お金の問題はデリケートですから、ご両家ともが納得のいく形になるよう配慮し、クリアにしておくことが大切です。
結婚式は、新郎新婦の新たな門出となる大切な日です。
ご両親としても気持ちよく送り出せるよう、お金にまつわる問題はよく話し合ってしこりを残さないようにしておきましょう。

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この記事を書いた人
M&V for mother フォーマルドレスバイヤー兼プロデューサー楠田佳世

日本フォーマル協会「GOLDフォーマルスペシャリストライセンス1級」保持。国内・海外のフォーマルファッションマナーに精通し、日本の結婚式で母親として相応しい上品かつ華やかなフォーマルドレスを海外からセレクトし、そのテイストは全国のオシャレなお母さま世代から支持を得ている。M&V for mother 設立時より、チーフドレスコーディネーターとして、今まで3,000人以上のブライダルマザーのお客様へフォーマルドレスのスタイリングを行う。堪能な語学を生かし、海外のドレスメーカーや工場と交渉し、海外の最新スタイルのフォーマルドレスを日本に紹介。

M&V for motherとは、結婚式を控える新郎・新婦のお母様を美しくサポートするフォーマルレンタルドレス専門サービスです。
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