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 | 結婚式の母親ドレス M&V for mother

お母様は結婚式の第二の主役、全てのお母様を美しく

30代からの大人の女性を対象にしたフォーマルウェアのレンタルサロン「パーソナルクローゼットM&V」を2009年に立ち上げてから、これまで数多くのお客様にご利用いただき、心から感謝しております。

この過程で、2013年頃より、新郎新婦のお母様から、結婚式で着る洋装(ドレス)の取り扱いについてのお問い合わせが増えるようになりました。 正直、私自身、結婚式のお母様の衣装=黒留袖といった固定概念があり、洋装(ドレス)となると、どのような衣装が相応しいのか、最初は試行錯誤でした。

実際にお客様のお声を聞いてみますと、「黒留袖は似合わないので着たくない」「体調の関係で着物より洋装を考えている」「母親の立場にふさわしい洋装のフォーマルファッションがよくわからない」「デパートなどを見ても気に入った衣装(ドレス)がない」等といった声が数多く寄せられました。

そこで、2014年の秋に、「パーソナルクローゼットM&V」とは別に、お子様の結婚式に着る洋装(ドレス)を探していらっしゃる新郎・新婦のお母様向けに、結婚式でのご衣裳のみならず、フォーマルファッションマナーから、挙式当日のマナーまでをアドバイスする情報サイトmama-bridal.jpを立ち上げ、よりお母様に寄り添ったサービスを展開する「M&V for mother」を立ち上げました。

思えば、今のお母様世代が20代の頃と言うと、日本はバブル時代。今の若者よりも海外の高級ファッションや高級ブランドへの関心が高く、また、その当時結婚式のお色直しの回数も平均3回など、とても華やかなライフスタイルを直に体験されています。また、着物を着るのは、ご自身の成人式以来と言うお母様も今は珍しくなく、食生活を含め、生活様式全般において欧米化が進む中、結婚式のお母さまの衣装に対する認識や、店頭に並ぶフォーマルウエアが今のお母様世代のニーズにマッチせず、古い伝統や世間の目に縛られることに違和感を持つお母様が増えていることは容易に理解ができます。

一方で、「母親がドレスを着るなんて恥ずかしい」と家族に反対された、「黒留袖を着るように」と親戚から言われた、式場の人に「お母さまの正式な衣装は黒留袖です」と言われたなど、「お母様=黒子」であるべきと言う固定概念が根強く残っており、未だに着たい衣装(ドレス)が着れず、泣く泣く黒留袖にされるお母様がいらっしゃる事も事実です。

もちろん、着物は日本の誇る民族衣装です。また留袖は江戸時代から続く、大切な庶民の文化と理解しております。ただ、文化というものは時代の生活様式や人々の嗜好に大きく影響を受け、強要されるものではなく、常に変化していくものと理解し、着物の正礼装である黒留袖に匹敵する、洋装(ドレス)の正礼装に対する理解が広まることが望まれます。

結婚式は新郎新婦様には「新たな門出」ではありますが、一方、ご両親にとっては「子育ての卒業式」でもあります。特に、日本では、子育ての中心は母親ということもあり、お母様にとっては一生懸命育てたお子様の晴れ舞台に際して、誇らしい気分でいらっしゃる事と思います。一般に、日本の女性は子供を持つと、ご夫婦でドレスアップして外に出る機会が減ってしまいます。だからこそ大切なお子様のご結婚式には「新郎新婦と一緒に、お母様も第二の主役として、ドレスアップし、お子様の結婚式を楽しんでほしい」と願っており、加えて、このような考えに賛同する方が一人でも増えることを願っています。

女性はいつの時代も、いくつになっても「美しく」ありたいと願います。そして女性がいくつになっても「美しく」いられる文化を持つ国が成熟していると言え、その為にM&V for mother は、これからも、高い美意識を持つ日本の女性が満足し、黒留袖に匹敵するフォーマルドレスを皆様にご提案するとともに、正しいフォーマルファッションマナーの普及に努め、一人でも多くのお母様が、和装、洋装にかかわらず、本当に着たい服装で、お子様の結婚式を一緒に楽しめるようになっていくことをサポートしていきたいと思っております。

M&V for motherの特徴についてこちらからご覧ください。

大切に育てられたお子様の新たな門出の日を、ぜひ、M&V for motherのフォーマルドレスでお迎えいただけたら大変光栄です。

愛と感謝を込めて
M&V for mother代表
バイヤー兼プロデューサ- 楠田佳世