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フォーマルな結婚式衣装 〜昼と夜のマナーの違い〜

dayandnight | 結婚式の母親ドレス M&V for mother

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フォーマルな場所でのドレスには、知っておくべきマナーがあります。
今回は“昼と夜では違うフォーマルドレスのマナー”についてご説明いたします。

 

日中の結婚式では露出の少ない装いにしましょう

フォーマルな場での昼間の正装としては、肩やデコルテが露出しすぎていない、控えめな装いが適しています。ノースリーブや胸元の大きく開いているドレスは控えたいところですが、そうしたドレスでも、上にショールやボレロ、ジャケットを羽織れば問題ありません。

スカート丈は膝下くらいのミディアム丈からロング丈まで選ぶことができます。ただ、日本の場合は、着物と同様、脚を隠すことが女性として奥ゆかしいとされていますから、ロング丈を選ばれるほうがきちんとした印象を与えるでしょう。

靴はパンプスが相応しいでしょう。ヒールの高さは5cm程度あるとバランスがよく見えます。ただ、結婚式の場合は、披露宴まで入れると長時間にわたります。靴ずれで足が痛くなるようでは、せっかくのお式も楽しめませんので、靴は履きやすいものを選ぶことをおすすめします。特に、ロングドレスの場合は、足元がほとんど隠れますので、ローヒールの靴でも目立ちません。

バッグは、ロングドレスならクラッチバッグが最適です。カジュアルなお式で、スーツや膝丈のワンピースを着られる場合は、小ぶりのハンドバックでもいいでしょう。

バッグの素材は、サテン生地やビジューのついたものなどが華やかに見えます。

逆に、大きなバッグやカジュアル素材、パイソンなどの革素材のものは避けてください。また、サブバッグとして手提げなどをお持ちなるのも、スマートではありませんので控えましょう。

 

夜のフォーマルな結婚式では、華やかながらも立場をわきまえた装いに

日が暮れてからの夜のフォーマルな装いは、基本的には昼間より豪華に着飾っていただいて構いません。欧米では背中のあいたドレスを着られる方もいらっしゃいます。ただ、日本の結婚式の場合は、晩餐会やパーティーとは違いますから、やはり露出しすぎない、お母様のお立場にふさわしい上品な装いが好まれます。

日本の結婚式は、神の前で永遠の愛を誓う「儀式」の部分と、その後に行われる「披露宴」の二部構成から成り立っています。キリスト教式の結婚式の場合、儀式の部分は神の前で行うセレモニーですから慎ましやかでなければいけない、ということで、露出を控えるのが正式な装いなのです。けれど、披露宴のほうは、いわゆる結婚パーティーと同じ。新郎新婦を祝福するお祝いの席ですから、華やかに着飾って、パーティーを盛り上げてあげるのがマナーとなります。

欧米では、この神の前で愛を誓う儀式は昼間に、結婚パーティーは夜に行うことが多く、昼と夜で衣装も着替えます。でも、日本では、儀式と披露宴を続けて行うため、衣装も両方に通用する装いが定着してきました。たとえば、お式の最中はショールで露出を少なくし、披露宴になったらショールを外されるというのも、工夫のひとつよいでしょう。

 

色は、白を避けることが昼夜の共通マナーです

お母様が着られるフォーマルドレスの色として避けていただきたいのは、ウェディングドレスと同様の全身「白」の装い。白は花嫁の色ですから、昼夜共に控えましょう。ベージュなら構いません。

全身「黒」というのも、喪をイメージする装いですから、できるだけ控えたいところですが、日本では「ブラックフォーマル」といって、黒が正式なフォーマルウエアとして通用しています。結婚式のゲストの方も黒のドレスを着て来られる方がいらっしゃるでしょう。

もし黒をお召しになる場合には、地味すぎないよう、ビジューやスパンコールのついたデザインや、サテンなどの光沢のある素材など、なるべく煌びやかなイメージのドレスを選ぶといいでしょう。また、ベースは黒でも、シルバーやゴールドの糸が織り込まれているようなフォーマルドレスもおすすめです。さらに、アクセサリーやショール、バッグなどで、ほかの色を取り入れると、お祝いの席にふさわしい装いになります。

ストッキングはラメ入りのものや、光沢のあるタイプをお召しになると、エレガントな印象となるでしょう。タイツ類は避けられたほうが無難です。

昼と夜のマナーの違いを知ったうえで、結婚式の規模やスタイルも考慮に入れながら、フォーマルドレスを選ばれることが大切でしょう。

 

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この記事を書いた人
M&V for mother フォーマルドレスバイヤー兼プロデューサー楠田佳世

日本フォーマル協会「GOLDフォーマルスペシャリストライセンス1級」保持。国内・海外のフォーマルファッションマナーに精通し、日本の結婚式で母親として相応しい上品かつ華やかなフォーマルドレスを海外からセレクトし、そのテイストは全国のオシャレなお母さま世代から支持を得ている。M&V for mother 設立時より、チーフドレスコーディネーターとして、今まで3,000人以上のブライダルマザーのお客様へフォーマルドレスのスタイリングを行う。堪能な語学を生かし、海外のドレスメーカーや工場と交渉し、海外の最新スタイルのフォーマルドレスを日本に紹介。

M&V for motherとは、結婚式を控える新郎・新婦のお母様を美しくサポートするフォーマルレンタルドレス専門サービスです。
すべてのお母様を美しく見せるこだわりのフォーマルドレス・アフタヌーンドレス・マザードレスはNYやヨーロッパから人気のデザインをインポート。素材はシルク、タフタ、レースなど高級素材使用し、晴れの舞台に相応しい正礼装のフォーマルドレスを100着以上、5号から15号以上まで幅広いサイズに対応しております。
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